棚原 洋子


■NPO法人あきみよ
代表理事

〒901‐2102
沖縄県浦添市前田3-3-8 カーサいしはんた
電話・090-9472-4414
■わ楽「花水木」主宰
■人権擁護委員(法務省委嘱)
■日本フードコーディネーター会員
■沖縄県調理師会員


新規投稿

新規投稿するにはログインする必要があります。会員IDをお持ちでない方はIDを取得された後に投稿できるようになります。
< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
マイアルバム

****++****
 NPO法人
 あきみよのご案内
■ http://www.okinawa-sigen.jp ■
■ E‐mail
okinawa-sigen@at.au-hikari.ne.jp
【生活と美しさを結ばしめる仲立ちは、実に用途のために作られる器物であります。】

=工芸(漆器)に親しむ体験= 【沖縄そばを作る×漆器で食す】



   
QRコード
QRCODE

風流に生きる(講演会)

■ 風流に生きる ■


総てのお客様一人ひとりの
「かけがえのないひととき」
「大切な時間」
を想っています。

そんなメッセージで、フォーラムは開催された。



近年、CSR=企業の社会貢献活動が盛んである。
西日本震災後の復興支援では、いち早く被災者に寄り添った支援活動を展開したのは、企業やNPOだった。今や企業は、数字ばかりの業績だけではなく【地域貢献度】も、ブランドイメージの向上に不可欠になっている。
JTグループは、世界各地のニーズに合わせた地域貢献活動を展開している。

沖縄県でも、様々な企業がCSRに取り組んでいる。
金秀グループ、沖縄電力、各金融機関……

金秀グループの取組↓

http://www.kanehide.co.jp/green/csr.html

そのCSRの取組の一つ、JTグループの文化事業として、玄侑 宗久氏の講演がハーバービューホテルであった。

■ 玄侑 宗久とは ■

作家・僧侶、慶応義塾大学文学部卒で寺の住職
「中陰の花」で芥川賞を受賞

講演のテーマ・風流に生きる




風流とはゆらぎ

風流とは、具象化した花鳥風月ではなく、【心で感じるゆらぎ】であると玄侑氏は言う。
直線的ではなく、ゆらぎながら重心を保つ生き方が風流であると言っている。
分かるような分からないような、そんな思いで、静かで穏やかな語り口にゆらぎを感じながら聴いていた。


神は結ぶもの
仏はほどくもの

《結ぶ》と《ほどく》、相反する二つのモノがあって「どっちも必要」だと認め合うことから始まる。
それぞれを認め合うことで柔軟なゆらぎが生まれてくるそうだ。
しなやかに生きることの極意ということでしょうか。

【風流】は禅語である




想い


心からくつろげるひととき
充実した人生を送る時間


そんなお客様にとっての《かけがえのないひととき》や《大切な時間》を想う企業だからこそ生み出せる価値を、これからも提供し続けたい。
そして、すべてのお客様一人ひとりの心をより豊かにしていきたい。そんなメッセージが贈られた。

大勢の方々を招待しての【ひとときを想う】フォーラム、多くのひとと共に風流な生き方を学ぶときを過した。



350年ほど前、沖縄県の偉人・名護親方の詠んだ【ゆらぎ方】の詩がある。


名護市博物館前



雲や風頼て
天の果て行つい
人や肝しちど 浮世渡る


クムやカジタユティ ティンぬハティイチュイ
フィトゥやチムシチドゥ ウチユわたる

《詩のこころ》
雲は風の力を頼りに天の果てまでも行く。しかし、人は心を頼りにして人生の道を歩み続けるものである。

風流とは、見えないものを見る心の在り方。禅の心と沖縄の誇る名護親方の【琉歌の心】に、生き方の真理がみえてくる。さてさて、その学びをどう活かすべきか?!力量に恥じるのみである。

「歩々是道場」



………………………………


わ楽「花水木」主宰
NPO代表理事・棚原洋子
《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8 カーサいしはんた
電話/090-9472-4414(棚原)




2015年02月11日 04:12