風流に生きる(講演会)
■ 風流に生きる ■
総てのお客様一人ひとりの
「かけがえのないひととき」
「大切な時間」
を想っています。
「かけがえのないひととき」
「大切な時間」
を想っています。
そんなメッセージで、フォーラムは開催された。
近年、CSR=企業の社会貢献活動が盛んである。
西日本震災後の復興支援では、いち早く被災者に寄り添った支援活動を展開したのは、企業やNPOだった。今や企業は、数字ばかりの業績だけではなく【地域貢献度】も、ブランドイメージの向上に不可欠になっている。
JTグループは、世界各地のニーズに合わせた地域貢献活動を展開している。
沖縄県でも、様々な企業がCSRに取り組んでいる。
金秀グループ、沖縄電力、各金融機関……
金秀グループの取組↓
http://www.kanehide.co.jp/green/csr.html
そのCSRの取組の一つ、JTグループの文化事業として、玄侑 宗久氏の講演がハーバービューホテルであった。
■ 玄侑 宗久とは ■
作家・僧侶、慶応義塾大学文学部卒で寺の住職
「中陰の花」で芥川賞を受賞
講演のテーマ・風流に生きる
講演のテーマ・風流に生きる
風流とはゆらぎ
風流とは、具象化した花鳥風月ではなく、【心で感じるゆらぎ】であると玄侑氏は言う。
直線的ではなく、ゆらぎながら重心を保つ生き方が風流であると言っている。
分かるような分からないような、そんな思いで、静かで穏やかな語り口にゆらぎを感じながら聴いていた。
神は結ぶもの
仏はほどくもの
仏はほどくもの
《結ぶ》と《ほどく》、相反する二つのモノがあって「どっちも必要」だと認め合うことから始まる。
それぞれを認め合うことで柔軟なゆらぎが生まれてくるそうだ。
しなやかに生きることの極意ということでしょうか。
【風流】は禅語である
想い
心からくつろげるひととき
充実した人生を送る時間
充実した人生を送る時間
そんなお客様にとっての《かけがえのないひととき》や《大切な時間》を想う企業だからこそ生み出せる価値を、これからも提供し続けたい。
そして、すべてのお客様一人ひとりの心をより豊かにしていきたい。そんなメッセージが贈られた。
大勢の方々を招待しての【ひとのときを想う】フォーラム、多くのひとと共に風流な生き方を学ぶときを過した。
350年ほど前、沖縄県の偉人・名護親方の詠んだ【ゆらぎ方】の詩がある。
名護市博物館前
雲や風頼て
天の果て行つい
人や肝しちど 浮世渡る
天の果て行つい
人や肝しちど 浮世渡る
クムやカジタユティ ティンぬハティイチュイ
フィトゥやチムシチドゥ ウチユわたる
《詩のこころ》
雲は風の力を頼りに天の果てまでも行く。しかし、人は心を頼りにして人生の道を歩み続けるものである。
風流とは、見えないものを見る心の在り方。禅の心と沖縄の誇る名護親方の【琉歌の心】に、生き方の真理がみえてくる。さてさて、その学びをどう活かすべきか?!力量に恥じるのみである。
「歩々是道場」
………………………………
わ楽「花水木」主宰
NPO代表理事・棚原洋子
《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8 カーサいしはんた
電話/090-9472-4414(棚原)
わ楽「花水木」主宰
NPO代表理事・棚原洋子
《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8 カーサいしはんた
電話/090-9472-4414(棚原)
2015年02月11日 04:12