紫陽花 (梅雨コラム・NO1)
梅雨コラムNO.1
■ 躍動する命 ■
沖縄地方は5月5日に梅雨入りした。
天地の恵みは、必要としているモノへ
優しく降り注ぐ。
平等で駆け引きはしない。
天地の恵みは、必要としているモノへ
優しく降り注ぐ。
平等で駆け引きはしない。
~命の営み・この季節~
でんでんむしむしかたつむり
おまえのあたまはどこにある
つのだせやりだせ
めだまだせ
おまえのあたまはどこにある
つのだせやりだせ
めだまだせ
↑川端家の額紫陽花
~額(がく)アジサイのこと~
額(がく)紫陽花は日本原産の紫陽花です。
花序は多数の両性花を中心として、
装飾花が周りを縁取りする。
周辺の花びら(装飾花)だけが開き、
それがちょうど額縁のように見える。
花序は多数の両性花を中心として、
装飾花が周りを縁取りする。
周辺の花びら(装飾花)だけが開き、
それがちょうど額縁のように見える。
そんな↑説明の入った一枚のハガキが川端氏から届いた。氏庭に咲く額アジサイの絵と、琴線を揺さぶる達筆で知性溢れる文言。一枚の葉書に季節と優しさが添付されている。
↑額アジサイの群生・江ノ島
東京在住の頃、たびたび江ノ島に遊びに行った。初めて、野生の紫陽花が群生しているのを見た。見慣れている紫陽花とは違い野趣に溢れ華やかさはない。それだけに、【人の手を必要としない逞しさ】【人の手が入らない伸びやかな美しさ】があった。
この紫陽花が、額アジサイという名前で紫陽花の原種であることを後に知った。
人知れず咲く花の美しさ
命が躍動する
雑草や原種に魅かれた原点が、江ノ島での額アジサイとの出会いである。
「いつか、いつか…」花開くことを夢みて、皆それぞれ胸に秘めたものはある。
しかしなかなか踏み出せず、いたずらに時間だけが過ぎていく。いつになっても花は開かない
慎重さと決断力のなさは、常に隣合わせの関係らしい。
【始めることから始める】
行動しなければ
決して自分の望むものを
手にすることは出来ない
決して自分の望むものを
手にすることは出来ない
園芸種のような華やかさだけが花ではない!
野生の花のように、駆け引きもなく人知れず咲く花はいつまでも人の心に咲き続ける。
それぞれが、自身に合う花を咲かせましょう。
最後まで読んで頂き有り難うございました。
わ楽「花水木」主宰
NPO法人代表理事・棚原洋子
NPO法人代表理事・棚原洋子
2014年05月09日 16:06