おきなわ的 命のリズム♬NPO法人あきみよ

【材料】
①りんご 600g(およそ二個)
砂糖 200g(甘さ控えめ)
シークワサｧー 50сс(通常はレモン使用)
②ペクチン 20～22g
(製菓材料店やスーパーの製菓コーナーに有り)
水 300㏄


※ジャムをトロリとしたゼリー状にするのはペクチンである。その手助けをするのが砂糖。
そのトロリ状態になるのは、とてもゆっくりだが、この時、酸(シークワサｧーやレモン)を加えることで脱水作用が促進され、速くゼリー状になる。つまり、酸性度が強いほど速くゼリー状になる。
この関係を知ることで、材料に合わせた自分好みのレシピが出来るでしょう。

【作り方】
①
りんごに食感を残すため、分量の半分を適 度の大きさに切り、残り半分をミキサーにかける。

②
①のりんごと砂糖を鍋に入れて、弱火でゆっくり加熱し、20分位煮詰める。

③
別の鍋に水を入れ、ペクチンをふりかけるように入れよく混ぜ合わす。
その後、火にかけて混ぜながら沸騰直前まで加熱しよく溶かす。

④
②のりんごに③を加えさらに弱火で20分位加熱。
シークワサｧーを加え、よくかき混ぜてから火を止める。
※材料によって、《煮詰める時間》・《砂糖の量》は多少変わってきます。材料と相談しながら調整して下さい。





太りそう！と思われがちなジャムですが、意外な奥深きジャムの効能を紹介します。

ジャムは、ただの糖分のかたまりではありません。生の果物と比べて【食物繊維】は、ほぼ同じ。
【ポリフェノール】の成分の変化もほとんどありません。そのため、様々な病気の元となる活性酸素から身体を守る効用があります。
また、【唯一、脳のエネルギー源であるブドウ糖】が、疲れやイライラの解消を手助けします。
なんと、その他にジャム化することで、あらたな効用が生まれます。
その栄養成分が【メラノイジン】
メラノイジンとは、熱を加えることで糖が反応して作られる成分。
このメラノイジンには、強力な抗酸化作用があります。
味噌や炒めた玉ねぎに含まれる成分と一緒で、《 活性酸素の除去 》《 ビタミン・ミネラルの吸収改善 》などの効果があります。

他にも、ダイエット中に陥りがちな【便秘解消！】効果があります。
ジャムに含まれている水溶性食物繊維であるペクチンは、大腸で善玉菌のエサとなり大腸の働きを整えます。
ヨーグルトの乳酸菌は善玉菌を増やすため、一緒に食べると整腸作用の相乗効果上昇！