日本で最後に夕日が沈む島
■日本最西端の島/与那国島■
どなん
どなん
沖縄県伝統芸能公演の為に、日本最西端の島/与那国島を訪ねた。
かっては、与那国島のことを渡難(どなん)と呼んでいたそうで、その由来は、 島から渡るのが困難だったから。
日本最西端の碑
西崎灯台
国境に位置する日本最西端の島《与那国》は、日本で最後に夕日が沈む島でもある。
荒々しい波が打ちつける断崖絶壁は、普段見慣れている砂浜が広がる海とは違う。その景観は男性的であり、ダイビングやシュノーケルなどのマリンスポーツを目的として訪れる人が多いらしい。
与那国から台湾まで111㎞。
日本最西端の西崎からは、台湾の山並みが見えるときがあり、運良ければ国境の島を確認出来る。
ドラマ/Dr・コトーのロケ地となった診療所が、往時のまま残っている。
《日本珍スポット100から》
珍スポット①
西の端にとても不思議な廃墟/製塩工場跡がある。
コンクリートの柱と屋根だけの回廊のような廃墟はボロボロに崩れ、荒々しい海岸とのマッチングはまるでサスペンスドラマの舞台のようだった。
製塩工場跡
珍スポット②
海岸沿いに広がる墓地は、「浦野墓地群」で、巨大な墓から小型なものまでズラリと並ぶ。
不揃いのカタチが並ぶ光景は、沖縄本島の墓地とも違う。
浦野墓地群
島の死生観が漂うそのエリアに、ひときわ目立つ墓がある。凱旋門のような威風堂々とした入り口や、その奥に佇むピラミッド型の墓がそれ。
そのピラミッド型の墓の中は、死者への熱い思いからリビングなどを設え、総額で1億円以上かかったとか。
しかし、管理者不在のために今では荒れ果ている。
ピラミッド型の墓
DiDi与那国のスタッフが島内を案内してくれた。
Uターンした地元出身の若者の活躍は覇気があり、歴史や古謡を織り混ぜての案内についつい身を乗り出して聞き入った。
与那国島には高校がない。島内にある2つの小中校を卒業すると、石垣島か沖縄本島への進学を余儀なくされる。そんな中で、島へのUターンは貴重な人材となり、ガイドをしてくれた若者(与那覇さん)には大きなエールを送りたい。
「有り難う!」
「ますます島を盛り上げてねぇ」
「ますます島を盛り上げてねぇ」
与那国島の特産品に長命草がある。
わ~…っ、長命草だ!あっ、こっちにも‥‥あっちにも‥‥あるある!
浜辺のあちらこちらに自生していて、思わず持ち帰りたい衝動にかられた。
目の前にわんさとあるこの長命草の栄養価に着目したのが資生堂さん。
目のつけどこが凄い❗
当たり前にそこにあった島野菜を畑で大量に栽培することは、島の産業として農家の安定収入に繋がる。
共存共栄の関係が、活性化の原動力になっているのは間違いない。
海岸に自生している長命草
見向きもされなかった過去から、今ではお金の匂いがする島野菜に躍進している長命草様。
資生堂さんが、「与那国島産が一番❗」とデーターに基づいて製品化して、引く手あまたの長命草様となった。
スクリーンショット(資生堂)
与那国島での「伝統芸能公演」をご縁に、島の空気を限りなく呼吸した。
人との交流や自然との触れあいから、温かい島の風を存分に感じることが出来た。
~…風は西から~…
日本最西端の島、与那国の更なる発展を願います。
お世話になりました
有り難う御座いました
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
NPO法人あきみよ 代表理事
日本フードコーディネーター協会会員
沖縄県調理師協会会員
日本食育インストラクター
わ楽「花水木」主宰・棚原洋子
《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8カーサいしはんた
電話:090-9472-4414(代表)
E-mail:okinawa-sigen@at.au-hikari.ne.jp
NPO法人あきみよ 代表理事
日本フードコーディネーター協会会員
沖縄県調理師協会会員
日本食育インストラクター
わ楽「花水木」主宰・棚原洋子
《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8カーサいしはんた
電話:090-9472-4414(代表)
E-mail:okinawa-sigen@at.au-hikari.ne.jp
2017年02月19日 23:35