おきなわ的 命のリズム♬NPO法人あきみよ

台北駅中心を散策しながらの歴史探訪！
台北駅から徒歩圏内の「国立台湾博物館」と「二二八和平記念公園」へは、７～８分で行ける。
歩けば歩くほど、まちの表情が刺激的で目的地までの道のりも楽しめる。








古代ギリシャ建築の様式に似た「国立台湾博物館」は、日本統治時代の１９０８年に開館。戦禍を免れ統治者も代わり、その歴史を記憶して今日に至る。台湾で一番古い博物館は、外観も内装も西洋式のゴージャス感が漂う。



常設展「台湾的先住民展」では、先住民の住むエリアや民族の名称、それぞれの文化が紹介されている。
沖縄との共通文化発見！
爬りゅう船・パナリ焼き・ハジチは、琉球史の中でも登場する。台湾や中国との繋がりをあらためて感じる。







歴史に疎い拙者ですが、異国に来て故郷を見つけると感慨深くなる。
しかし、沢山の資料や展示物が中国語表記なので、十分に理解出来ない残念さがある。しかし、入場料の安さと「写真撮影許可」には嬉しくなる。






《特別展／自転車展》





日本なしで台湾は語れない。日本統治時代が忍ばれる自転車展でもそれが伝わり、親日派が多い台湾の歴史を学ぶ。





台北駅から徒歩7，8分、都会のど真ん中に「二二八和平公園」はある。「国立台湾博物館」は公園の敷地内に建つ。



日本統治時代の１９８５年、台湾では大規模な都市計画があり、その計画に従い１９０８年(明治４１年)に完成した。
都会でありながら、鳥やリスなどと同居した自然いっぱいの公園で、「学べる」「遊べる」「憩える！」‥‥。









精神性を作品に落とせる芸術家は、「天地と呼応している」そんなことを聞いたことがある。台湾旅程のいつもの楽しみは、芸術の心を感じることでもある。

赤いトナカイが乗った動かないシーソーが、木々からこぼれる光に包まれて展示されている。その芸術作品の意味する不条理が見えた。



シーソーは、中央の支点を左右に重さの大きい方が下がる仕組みになっている。
となれば、重さのあるトナカイ側が下がらないと道理に合わない。
それは、「目には見えない力が作用した時、弱いモノは負けてしまう」という、権力の怖さを形にしたのでしょうか？！

懐かしさと今が交わる台湾には、いにしえの琉球と日本がある。その魅力にはまり、今年、５回目の台湾を呼吸している。

「何を見る？」「何を食べる？」「何を買う？」「何を学ぶ」「何を感じる」‥‥。台湾の優しさに溶けて、朝から寝るまでさらばんじ(元気)