沖縄・夏の始めに深く祈るわけ
■戦後70年・平和とは■
今年は戦後70年の節目の年にあたる。
戦争を知らない子どもが
戦争被害者で片足を失った
大人に尋ねた
痛くない?
大人は答えた
痛くなんかないよ
脚は無くなっちゃったから!
でもね、心が痛いんだよ
戦争被害者で片足を失った
大人に尋ねた
痛くない?
大人は答えた
痛くなんかないよ
脚は無くなっちゃったから!
でもね、心が痛いんだよ
その言葉を深呼吸する。吸い込めば、あまりにも言葉の意味が重すぎてむせてしまう。
今年は戦後70年、色々な角度から平和について議論が繰り返されている。
その中で、沖縄県民が求める平和には格別の思いがある。
平和の火
6月23日・慰霊の日
平和の礎での式典には、例年以上の参列者がいたようだ。
あいにくその日は、レキオ(新聞副読紙)、の《島野菜レシピ》取材と重なっていた為、日を早めて平和の礎を訪ね、祈りを捧げた。
平和の礎
■平和の礎とは■
平和の礎は、今から20年前の終戦50年を記念して建設された。
平和の心を広く内外に伝え、世界の恒久平和を願い、国籍や軍人、民間人の区別なく沖縄戦で亡くなった全ての人々の氏名を刻んでいる。
《平和の火》が灯る平和の広場は、遠く波打ち際が眺望できる断崖絶壁のそばにある。沖縄戦のときには、この断崖絶壁から飛び下りて、幾千の命が散ったという。この地に立つとき、地中からの叫びが身体に響く。それは、無念の死を遂げた魂の叫びであり、基地問題で揺れる沖縄県民への心強い声援でもある。
声なき声が聞こえた
勝つことは諦めないこと
負けるな!
負けてたまるか!
命の交歓ができた。
命の交歓ができた。
沖縄では一足早く梅雨が明け、強い日射とセミしぐれが本格的な夏の訪れを告げている。基地問題で揺れるこの地では、《平和》が脅かされていることがヒシヒシと伝わる。
人間国宝・芹沢けいすけのカレンダー
慰霊の日(6/23日)翁長知事の平和メッセージがあった。
「平和を希求する県民の思いを、県内外に発信したい」と。
偽政者たちの論争が続いている最中、
沖縄を訪れた海外のジャーナリストの言葉が新聞に連載された。
今、世界はどこへ向かっているのでしょうか?
過去の過ちが、再び繰り返される危険な空気が漂っている。
人類を救うのは
沖縄県民しかいないだろう!
過去の過ちが、再び繰り返される危険な空気が漂っている。
人類を救うのは
沖縄県民しかいないだろう!
痛みの分かる沖縄県民なら出来る!と。
同感!
守礼の邦/沖縄県民なら、国の暴走を止められる。子どもたちに平和を引き継ぐためにも、今が正念場!
勝つ方法は諦めないこと
その言葉が結実することを願っている。
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わ楽「花水木」主宰・棚原洋子
沖縄県浦添市前田3-3-8カーサいしはんた
電話/090-9472-4414(棚原)
沖縄県浦添市前田3-3-8カーサいしはんた
電話/090-9472-4414(棚原)
2015年06月25日 07:35