棚原 洋子


■NPO法人あきみよ
代表理事

〒901‐2102
沖縄県浦添市前田3-3-8 カーサいしはんた
電話・090-9472-4414
■わ楽「花水木」主宰
■人権擁護委員(法務省委嘱)
■日本フードコーディネーター会員
■沖縄県調理師会員


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「希望廣場」から台湾の台所が見える

ファーマーズ
■希望広場■
~その土地の暮らしが見える場所~


希望廣場(ファーマーズ)

旅の楽しみの一つが、その土地の食文化に触れること。だから、市場へ行ってそこから台所を見る。
新鮮な産直品が持ち込まれるこの「希望広場」は、公営《政府》の施設で週末(土.日)限定の営業。




希望廣場は、台湾全土の生産者がその地域の旬の農産物を週毎に販売するという仕組みで、訪ねた時は台南市のファーマーズだった。
行く度に生産者が変わり、旬の産直品を買う楽しみがあり飽きない場所である。





《希望廣場誕生物語》
2014年・2015年、台湾中は「食の安全」についての問題が色々起こった。
問題が起こったことで、食に対しての関心が高まり、消費者の不信を払拭する為に台湾政府が始めたのがこの「希望広場」。

台湾の、食に関しての新しい試みが
この場所に託されている。


旬の農産物がズラリ



タケノコ



ヘチマの扱いが"個包装"で丁寧



沖縄の伝統野菜"ふだんそう"が……



島カボチャ(沖縄)とカタチや大きさが同じ



ハンダマは"紅風菜"という名前なんだ……



そろそろ蓮の時期、
台南は蓮の産地として有名。

蓮花のディスプレイは季節感があって
風情がある。店主のセンスに引かれて立ち止まる。ビジュアル的な販促は、消費者誘導の手法として重要である。



日本語上手な店主から【蓮茶】【蓮根粉】を買う。
お土産を買うのにも最適の"希望廣場"には、
旬の農産物や加工品が並ぶ。
夏になると、マンゴーやドラゴンフルーツがどっさり並ぶ。
生物は台湾から持ち出し禁止


有機栽培の茹でとーもろこしも販売中!
食べ歩きもOK!だそうだ。



=台南はハチミツの産地=
絶品ときく"りゅうがん"の蜂蜜を買う。



台湾はお茶どころでもあり、
茶人の点てたお茶が試飲出来る




高級果物の釈迦頭(しゃかとう)が一斤75元 だと。一個だと200円くらいで激安!



バナナの種類も豊富で格安。



季節を問わずパパイヤは食することが出来る。台湾名物のパパイヤミルク は、街中のジューススタンドやスーパーでも販売されていて、ポピュラーな飲み物である。
台湾に来ると必ず胃袋に納めるのがこのフルーツパパイヤで、結果、滞在中の食の欲求を十分に満たしてくれる。
それに、大きいのに一個150円位の庶民価格が嬉しくて今日もためらうことなく即買い。
買ってその場でカットして頂き、構内の屋台ランチと一緒にデザートにする。⤵️

希望廣場での屋台ランチは
【海鮮スープ】【大根もち】【タロ芋もち】

それに、今しがた買ったパパイヤとトマトをデザートに添える。
台湾では、トマトは果物に分類されていて、甘くて美味しい!



日本統治下での日本のインフラ整備のことを台湾の人々は忘れていない。
屋台で大根もちを注文していると、どこからとも現れた40代と思われる男性が、流暢(ちょう)な日本語で通訳してくれた。
台湾には親日派が多く、戸惑っていると日本語上手な救世主が現れる。

元気と優しさが共存する希望廣場は、買い物や食を楽しむ地元住民で溢れ、昔ながらの消費者↔️生産者との相対売りで活況に湧いていた。


希望広場のHPによると、安心・安全な台湾全土の優秀な品質をこの希望広場から届ける とのメッセージがある。
優良農産品を消費者に届けたいとの生産者の思いと、台湾政府の「食への指導と監督」が行き届いている場所としてその思いは十分に実感出来る。

「希望広場」は、地域食の在り方と、沖縄食文化のルーツがみえる場所でもある。


…………………………

・NPO法人あきみよ 
理事長:棚原洋子
・日本フードコーディネーター協会会員
・沖縄県調理師協会会員
・日本食育インストラクター
・わ楽「花水木」主宰
・法務省委嘱・人権擁護委員
(人権問題のご相談を受付します=無料)

《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8カーサいしはんた
電話:090-9472-4414(代表)
E-mail:okinawa-sigen@at.au-hikari.ne.jp



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