思い立ったら「台湾吉日」
■ 思い立ったら「台湾吉日」 ■
桃園国際空港
台北車站
台湾では親しみをこめて沖縄のことを「琉球」と呼び、その表れとして、空港の表示板も「琉球」になっている。
過ごしやすいこの時季に、桃園国際空港から台北駅を経由して二時間余。港町基隆の地に降りた。
基隆は台湾北部の港町でかっては台湾の玄関口として栄え、沖縄との交流も深い。
現在、港の岸壁は公園のように広々としていて、洋上に伸びる解放感で命にチャージしたり、イベント会場としての賑わいを楽しんだりと思い思いの憩いの場になっている。
《基隆市のこと⤵️》
http://bit.ly/2qQXSyW
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~列車に乗ってローカルな旅~
今回は、桃園国際空港から基隆へ直でアクセスして、人気の平渓線で十分へ行った。
平渓線は、昔懐かしい情緒が漂い沿線風景が楽しめる人気の路線である。
多くの人は、沿線最大のアトラクションである天燈上げ(ランタン飛ばし)をするために訪れる。
一時間に一本の割合で通過する列車の合間に、線路で記念撮影をしたり天燈上げをする大胆な行動が許される。
商店前をギリギリで通過する電車や、線路上からの天燈上げ体験は、日本ではとてもとても考えられない寛容な国である。
線路に下りてローカル気分のnatuko姫
天燈上げの始まりはお願いを記すことから……
旅の楽しみは、食にあり!
今回の旅でどうしても食べたかったのが、産地として名高い筍料理。
グルメ大国台湾は期待を裏切らない!
「味よし!」「食感よし!」咀嚼と共に味覚中枢が酔いしれていくのを体感する。
やっぱりスイーツは外せない!
ピーナツ粉・アイスクリーム・パクチーを包む台湾スイーツに手招きされて、注文することに……。
そして「パクチーは入れますか?」と、店の人に聞かれる。
"パクチーはカメムシの味がする"と言われるほどパンチのきいた香草で、好き嫌いがはっきりしている食材である。
台湾らしい味に慣れてきた拙者たちは、迷わずパクチーのトッピングコースへ。
口にした同伴者natukoは「カメムシが主張している!と、美味しそうに食べる 。
確かにカメムシ味が広がるが、マニアックな美味しさがある。
スイーツにパクチーという組み合わせに、大胆不敵でクリエイティブな味の共演を堪能。
天燈上げに思いを託し、台湾グルメで胃袋にドン!
そして「パクチーは入れますか?」と、店の人に聞かれる。
"パクチーはカメムシの味がする"と言われるほどパンチのきいた香草で、好き嫌いがはっきりしている食材である。
台湾らしい味に慣れてきた拙者たちは、迷わずパクチーのトッピングコースへ。
口にした同伴者natukoは「カメムシが主張している!と、美味しそうに食べる 。
確かにカメムシ味が広がるが、マニアックな美味しさがある。
スイーツにパクチーという組み合わせに、大胆不敵でクリエイティブな味の共演を堪能。
天燈上げに思いを託し、台湾グルメで胃袋にドン!
この後は日本統治時代のノスタルジックな雰囲気の町並みが人気の平渓線最終駅の菁桐へ。
日本統治時代(戦前)の駅舎
レトロ感漂う駅舎内通路
菁桐駅の駅舎は、日本統治時代の1929年に建てられた89年もの歴史を持つ日本式木造駅舎で、そのレトロ感はローカル気分をますます掻き立てる。
線路の向こうには古めかしい大きな建物がきれいな形で残っている。ここはかって炭鉱の街として栄えていた場所で、その歴史遺産は
廃墟すき!
産業遺産すき!
産業遺産すき!
の来訪者の魂を揺さぶっている。
この老街は映画のロケ地にもなった
かって炭鉱の街として栄えたことを紹介する「鉄道歴史博物館」もある。
日本統治時代の駅舎や、当時の炭鉱労働者たちの暮らした住居が活かされたカフェなど、
昭和を感じる街は「日本のあの日あの時」にタイムスリップしたような感覚になる。
また、生えてる植物が沖縄と一緒ということもあり、「あっ、月桃だ!」「ガジュマルもある!」と会話が弾み、優しさに抱かれた場所が楽しめる。
いたるところに竹筒がぶら下がっている。
日本でいう「絵馬」のようなモノで、特に恋愛成就のご利益があるそうだ。
夜のとばりが下りて……
基隆に帰る……
台湾はさまざまな魅力が詰まった国で、
食:自然:文化:歴史
いずれも強烈な個性を秘めている。毎度、期待をして台湾入りするが、それ以上の感動で応えてくれて何度でも足を運びたくなる魅惑的な国である。
2018年04月19日 22:38