都会のオアシス「松山文創園區」

灯々庵

2016年11月22日 23:02

~まさに都会の中のオアシス~
台湾■松山文創園區■


人は自らの日常を飛び出して
見知らぬ「場」に立ったとき
自由な視点で何かを発見する。


かつての煙草工場が、緑と藝術を楽しむカルチャースポットに大変身!
新旧のデザインが見事に融合して、右脳を刺激する場所がある。
日本統治時代のタバコ工場をリノベーションしたのが「松山文創園區」。

✳館内は撮影自由です✳





日本統治時代の煙草工場だった広大な敷地を利用して建設されたこのエリアは、約75年前の老建築を見事にリノベーションし、展覧会や藝術活動を行う場所として生まれ変わっ た。台北101のある信義エリアから近く、国父紀念館の目の前という都会の真ん中にありながら、緑に囲まれた癒しの空間である。


2011年秋には「台北世界デザイン展」の会場となり趣ある佇まいが話題になった。
その「松山文創園區」で、
見て
食べて
遊んで
お気に入りを買う

楽しみてんこ盛りの「松山文創園區」は、一日中いても飽きない。イヤ!一日では足りない。


クリエイターが輝く場所


表現の可能性に感動する場所



セレクトショップ



ギャラリー併設のカフェは昭和の空気



パッションフルーツ味のアイス即買い!


ドラゴンフルーツ・パイナップル・マンゴー
沖縄との共通食文化に親近感が湧く



セレクトショップで買う


きれいな中庭を長ーい廊下が囲む作りはまさに回廊。宮殿か寺院か、はたまた上品な学校という雰囲気の歴史的建物の中に、お洒落なショップやカフェがあり、イベントも行われている。






エリアごとにイベントが開催されていて 倉庫群/輸送帶では、展示会・地域特産品の販売・民族舞踊の舞台の観劇出来た。(無料)

<倉庫群及輸送帶>
~倉庫はアートギャラリーに~
工場にはつきものの倉庫ですが、この建物はアーチ状の入口や飾り窓がとてもアーティスティック。
現在は展覧会や展示会を行うスペースとして開放されていて、展示の内容はそのつど変更していくそうだ。


《倉庫》アーチ型の窓そのものが芸術的
中では展示会が行われている



思いおもいに空間を楽しむ



輸送帶



特産品販売と芸能公演



あっ、月桃茶発見!


週末はフリーマーケットも行われていて、楽しみ倍増!



沖縄共通の木の実が‥‥



「松山文創園區」はその昔、煙草工場だった。

小山堂(レストラン)
「琉璃工房」がプロデュースする園内唯一のレストラン。レトロな建物を生かしたオシャレな内装と、素材にこだわった創作料理が自慢。入り口の扉がレトロ感大。


当時のVIP空間はおしゃれなカフェに!








この建物の中には、世界大会でグランプリに輝いたベーカリーがあり、行列を作っていた。
並んだ!
買った!
美味しかった❗



もっちりした季節のパン
カボチャ・芋・栗入り


地元食材にこだわる《呉宝春麦方店》


このベーカリーがあるフロアは、フードコートになっていて、煙草工場跡のレトロなレストランとは違う賑やかな空気に包まれている。

フードコート


文創(文化創意の略)」をテーマにしたクリエイティブな空間として、新たな命が吹き込まれた「松山文創園區」。
都会の真ん中とは思えない広大な敷地内には、「静」と「動」が融合していて、気持ちを鎮めたりチャージしたりすることが出来る。
その時の気持ちに寄り添う場所であり、命が浄化される場所である。

新旧の建物と混ざり合うことの違和感はない。
背の高い植物とのトータルコーディネートも見事で、
「オアシス」という称賛を越える場所である。




日本統治時代、ここで生き生きと働いていた工員たちに思いを馳せながら、現代のデザインやアートを楽しむ「松山文創園區」で特別な1日を過ごした。


松山文創園區▶台北市光復南路133巷



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わ楽「花水木」主宰・棚原洋子
NPO法人あきみよ 代表理事
日本フードコーディネーター協会会員
沖縄県調理師協会会員
日本食育インストラクター
《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8カーサいしはんた
電話:090-9472-4414(代表)
E-mail:okinawa-sigen@at.au-hikari.ne.jp

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