日本一「伊良部大橋」

灯々庵

2018年11月21日 07:58

日本一「伊良部大橋」


沖縄県宮古島市には日本一の橋がある。

伊良部大橋
無料通行橋として日本一長い


伊良部大橋は、沖縄県宮古島市の宮古島と伊良部島とを結ぶ橋である。 2006年3月18日に着工し、2015年1月31日に供用が開始された全長3540メートル日本最長の橋である。
伊良部島に繋がる天空橋に立つと、五感が冴えてくる感覚に酔う。また、煌めく波間から派生する潮の香りが全身の皮膚から吸収されいく感覚を覚える。旅先の蒼い空気を呼吸して気持ちが弾けるのは、幸せ成分セロトニンの成せる術でしょう!

伊良部大橋で弾けるのさ

橋を渡ると、宮古島市の中でも特に活況に沸く伊良部島がある。






絶景の天然ビーチ「渡口の浜」


渡口の浜は、透明度の高い海水ときめ細かな白砂が驚くほどにサラサラで、息を呑むほど美しい天然のビーチである。
ひざ下水深の遠浅のビーチなので、ゆったりと波打ち際をお散歩するのもおススメ。トイレ&シャワーも完備されている。

800メートルも続く砂浜と緩やかな弧を描いた景勝に誘われて、seikoカメラマンの撮影技が活きる被写体となる。(笑)



流木発見!



ロープ発見!

海洋のロマンが添付されている漂流物に、心が奪われて仕方がない。そんなワタシに首をかしげる仲間をよそに、ビーチコーミングに夢中になった渡久地の浜である。




雄大な自然に溶けた時間を過ごしていたら、白い砂浜がセピア色になり日時計が時を知らせてくれた。
カメラマンseikoの魔法にかかって「走れ!」「跳べ!」「天を仰げ!」の指示に従い、ためらうことなく"あの時青春"を再現する姐姐達だった。(笑)


海を借景にしたカフェ

観光バブルに湧く伊良部島には、お洒落なカフェが増えている。
共感するツボが同じ仲間と人生観を語り合い、心身の澱が浄化されていく至福の時間を過ごす。


■過去を語る佐和田の浜■


遠浅の浜に多数の巨岩が点在し、独特の風景を見せる海岸である。巨岩は、1771年4月24日(旧暦明和8年3月10日)に起きた八重山地震の津波(明和の大津波)で運ばれてきた。

悲惨な過去を語る一方で、日本の渚100選「夕日の名所」にも選定されている浜でもある。

一日の終わりを告げる夕日
動から静へ移り行く太陽に哀愁が漂う




非日常から離れ心身の解放感を体感した宮古・伊良部島は、自然や人間味溢れる土地の利に満ちている。


三年前の伊良部大橋架橋に続き、来年は下地島国際空港が完成するという。
国内外の富裕層が利用することを見越した都会的なホテルも建ち、眺望のいい一等地は占領されて、島の素朴さが失われつつある。
これからも開発の波にのまれて、ドンドン壊されていくのでしょう?!
観光や物流の経済効果は得られているでしょうが、数字化出来ない大切なモノが失われていく予兆を感じる。


宮古島本島の千代田地区には、ゴルフ場跡地に自衛隊宿舎の建設計画がある。また、保良地域では弾薬庫建築予定先として、地域住民同志が対立している現状がある。
国策や吊るされたお金に惑わされて、心まで失わなければいいが‥‥。
宮古島は、光と闇が交差した不安定場所でもあった。


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・NPO法人あきみよ 
理事長:棚原洋子
・日本フードコーディネーター協会会員
・沖縄県調理師協会会員
・日本食育インストラクター
・わ楽「花水木」主宰
・法務省委嘱・人権擁護委員
(人権問題のご相談を受付します=無料)

《事務局》
沖縄県浦添市前田3-3-8カーサいしはんた
電話:090-9472-4414(代表)
E-mail:okinawa-sigen@at.au-hikari.ne.jp





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